販売元フロム・ソフトウェア、バンダイナムコエンターテインメント
開発元フロム・ソフトウェア
発売日2022年2月25日
価 格DL版のみ 9,240円(税込)
その他特になし
販売元フロム・ソフトウェア、バンダイナムコエンターテインメント
開発元フロム・ソフトウェア
発売日2022年2月25日
価 格DL版 9,240円(税込)、パッケージ版 9,240円(税込)
その他特になし
販売元フロム・ソフトウェア、バンダイナムコエンターテインメント
開発元フロム・ソフトウェア
発売日2022年2月25日
価 格9,240円(税込)
その他特になし
GameSukio はエルデンリングの世界に葦の侍として生を受けた。
【Elden日記001】葦の侍GameSukio【ネタバレあり】
キャラ作成の次は、オープニングムービーだ。ムービーからストーリーを理解しようとするものの自分の理解であっているのかどうか確信が持てない。
オープニングムービー
真っ暗な画面の中、瞬くように小さな光があらわれ消えた。そして、ナレーションが入る。
…落ちた葉が伝えている
ナレーションとともに、画面が明るくなっていく。
最初のシーン
鍛冶台だろうか? 膝の高さほどの円形の石がある。そこに髪の長い女性がメイス状の槌をふるっている。
一旦暗転し、再度明るくなると、今度は男が同じ鍛冶台に、同じ槌を叩きつけている。後ろで編んだ髪を振り乱しながら「わき目もふらず一心不乱に」といった体だ。露わにしている上半身についた筋肉を見るに、鍛冶台には相当な衝撃が加えられているのだろうと想像される。
偉大なる、エルデンリングは砕けた
それでは最初の女性と、筋肉質な男性とが必死になって叩いていた何かこそがエルデンリングなのだろうか。一人の力では砕けず、二人の力が必要だったということだろうか。それとも単に様々な人が苦心した末に砕いたという表現なのだろうか。
どういうことかはわからない。エルデンリングを砕きたかった何者かは一人ではないという風にもとれるし、一人では砕けないほど頑強であるという風にもとれる。
…落ちた葉が伝えている 偉大なるエルデンリングは砕けた
「偉大なる、エルデンリングは砕けた」と伝えている「落ちた葉」は何のことだろうか。風の噂的な表現なのか、何かの比喩か。「大樹から離れ落ちてしまった」という意味合いで、「メインストリームから外れたはぐれ者的な何かが伝えてくれた」というような。
そもそも「…落ちた葉が伝えている」はどこに掛かっているのだろう。「偉大なるエルデンリングは砕けた」だけなのか、このオープニングムービー全体にかかっているのか。
二つ目のシーン
場面は変わり、海から陸を見上げる構図になる。海と陸の境目は軽い崖となっており、容易には上陸できないようになっている。さらに、崖の上には朽ちた柱が幾本も立っている。もしかしたら、柱の上には何らかの構造物があり、ひとつながりの何かだったのかもしれない。そうして、そこには海からの侵入者を拒絶する仕掛けがあったのかもしれない。しかし、今はもう朽ちた柱としか言いようのないものに成り果てている。
陸地の奥で何かが光っている。それは樹木が地面に根を張るように、光の根を空に張り巡らせている。
霧の彼方、我らの故郷、狭間の地で
そこで画面は一旦暗転する。
暗転から戻ると、両掌と頭を下に向け、両腕を広げた女性が映る。
永遠の女王マリカは隠れ
ナレーションで、この女性は永遠の女王マリカであることを知る。再度、画面は暗転し、次はフードのついた黒いローブを着た集団に、つるぎのような短剣のような長い得物を背中につきたてられた男が映る。
髪が長く、筋肉質だ。最初に映っていたエルデンリングを砕いた何者かだろうか?
黒き刃の陰謀の夜、黄金のゴッドウィンが最初に死んだ
黒いローブの集団が「黒き刃」で、背中に何かを刺されているのが「黄金のゴッドウィン」ということがわかった。さらに「最初に死んだ」ということからこの後何人も死ぬことになるのだろうと想像される。
霧の彼方、我らの故郷、狭間の地で 永遠の女王マリカは隠れ 黒き刃の陰謀の夜、黄金のゴッドウィンが最初に死んだ
「霧の彼方、我らの故郷、狭間の地」とは一体どこだろう。我らの故郷の「我ら」とは誰なのだろうか。霧の彼方にある狭間の地を故郷とする「我ら」。エルデンリングが砕けた結果、マリカが隠れてゴッドウィンが死んだ? 何のことやらさっぱりわからない。
最初の「…落ちた葉が伝えている」が、オープニングムービー全体のことを指しているとしたら、この「我ら」というのは、「落ちた葉」のことになるが、どうなのだろう。
デミゴッドたち?
マリカの子たるデミゴッドたちは、エルデンリングの破片を得
画面に映る「マリカの子たるデミドッド」たちの一人であろう何者かは、ローブと長い髪で背中が隠れていてもなお肩幅の小ささが見て取れた。つばが広く、先のとがった三角帽子をかぶり、先の光った杖を持ち、魔女という言葉が似合いそうな姿をしている。
暗転後次にあらわれたのはぼろきれをまとった異形のものだった。ぼろきれからは手が二本生え、杖を力強く握りしめ地面に突き立てている。よく見ると地面には人が倒れており、杖が体の奥深くまで穿たれぬように杖を逆手に握り、あらがっている。
次は三又のなにか(燭台だろうか? 槍だろうか?)を持ち、古そうだが飾り付けられた鎧を着た体躯の良い男が、女性の片手で抱き上げている様子だった。女性の耳と左腕の向きから、男の左わき腹に女性の額をつけているようだ。
女性の髪は三つ編み風に編まれており、先ほどのマリカの様にも見えるし、エルデンリングを叩いていた女性にも見える。全部同一人物か、全部違うのか……。
などと考えているとまたナレーションがはいる。
その力に歪み、狂い、破砕戦争を起こし…
映像は切り替わり、男の生首の額に蛇が潜り込もうとしている様子が映る。
王なき戦いの末に
戦場の跡地のようなところが映る。
大いなる意志に、見放された
その戦場の跡地に立つ長剣を持った何者かと、幅広の刃をもつ巨大な大剣を片手でもち対峙する何者かが映り、それを最後に別の場面に切り替わる。
マリカの子たるデミゴッドたちは、エルデンリングの破片を得 その力に歪み、狂い、破砕戦争を起こし… 王なき戦いの末に 大いなる意志に、見放された
さっぱり何のことやらわからない。デミゴッドは一般名詞の半神半人という意味でとらえていいのか、エルデンリングの世界特有の意味があるのかもわからない。
一般的な意味のデミゴッドであったとしても「マリカがゴッドで、マリカと人間の間に出来た子らがデミゴッド」なのか、「マリカが人間で、マリカとゴッドの間に出来た子らだからデミゴッド」なのかもわからない。
エルデンリングの破片を得ただけでも、戦争を起こすくらいの力が得られるということはわかるので、エルデンリングそのものは強大な力を持つものだったのだろう。
そして、力に溺れたせいで大いなる意志に見放された、と。
「大いなる意志に見放された」も運命に見放されたという意味の比喩なのか、神的な存在がいて、それを大いなる意志と呼んでいるのかはわからない。
褪せ人へのメッセージ
おお、だからこそ褪せ人よ
先ほどの永遠の女王マリカらしき姿をした像が床を見下ろしている。その視線の先にはいくつもの棺が並んでいる。
未だ死に切れぬ、死者たちよ
棺の手前には新たな死体とそれを埋める何者かが見える。
遠い昔に亡くした祝福が、我らを呼ぶ
おお、だからこそ褪せ人よ 未だ死に切れぬ、死者たちよ 遠い昔に亡くした祝福が、我らを呼ぶ
また出た「我ら」。霧の彼方、狭間の地に故郷がある「我ら」。
「褪せ人よ」と呼び掛けて、「死に切れぬ死者たちよ」と言い換える。これが「祝福」の呼ぶ声であるならば、「我ら」は「褪せ人」や「死に切れぬ死者たち」ということになる。「だからこそ」とはどういうことだろう?
『「褪せ人よ」「死に切れぬ死者たちよ」と「祝福が呼んでいる」』。褪せ人に対し、どんな風に呼びかけているかは、次にくるナレーションが説明する。
そして、祝福が呼びかける。
蛮地の王、ホーラ・ルーよ
輝ける金仮面よ
死禽の乙女、フィアよ
忌まわしき糞喰いよ
百智卿、ギデオン=オーフニールよ
呼びかけるごとに褪せ人の姿が映し出される。
…そして、失われた祝福はまた、もたらされる
一つの光が空から落ち、人形のように動かない掌に入り込んだ。すると、指がぴくりとだけ縮んでゆるみ、また動きが止まったか、と見えた次の瞬間、大きく動き出した。この光が祝福だろう。
霧の彼方に向かい、狭間の地に至り
和甲冑に身を包んだ何者かが起き上がる。
エルデンリングに見えよ
立ち上がる動作とともに画面がホワイトアウトしていく。
そして、エルデの王となるがよい
やっとオープニングムービーが終わった。最後に立ち上がった和甲冑の何者かこそがGameSukioだ。やっと出てきた我らがGameSukio。
よく見たら、ホーラ・ルー、金仮面、フィア、糞喰い、ギデオン=オーフニールの5人のところにも、GameSukioと同じように、祝福と思しき光が飛んできている。GameSukioも含めてこの6人は同列の存在ということか。王を目指すライバルといったところだな。
経緯はどうあれ、どうせこの5人とは戦うのだろう。5人の姿をよく覚えておこうと思う。
「だからこそ褪せ人よ」の「だからこそ」は「デミゴッドたちは王なき戦いをしたせいで大いなる意志に見放された。だからこそ、祝福は褪せ人たちに『王となるがよい』と呼びかけている」ということだろうか。
結局なんなんだ
結局どういうことなんだ、と思っていたのだが、公式サイトをみたら、オープニングムービーと同じようでいて、ちょっと表現の違う文言があった。
公式サイトの文言
永遠の女王マリカを戴く狭間の地で
黄金樹の根源たる、エルデンリングが砕けた
マリカの血を受けた子供たち、デミゴッドたちは
エルデンリングの破片たる大ルーンを手にし
その力に狂い、歪み、破砕戦争を起こし…
大いなる意志に見捨てられた
そして、かつて瞳から黄金の祝福を失い
狭間の地を追われた褪せ人たちの元に
祝福の導きがもたらされる
祝福なく、死に切れぬ死者たちよ
導きに従い、霧の海の先、狭間の地に向かい
エルデンリングに見えよ
そして、エルデの王となるがよい
これを読むと、オープニングムービーの理解が少しだけ深まる。
冒頭の「…落ちた葉が伝えている」という文言がなくなり、文中から「我ら」の表現が消えている。つまりは、「…落ちた葉が伝えている」というのはオープニングムービー全体のことであり、「我ら」とは「落ちた葉」のことなのだろうと推測される。
そして「瞳から黄金の祝福を失い狭間の地を追われた褪せ人たち」と、褪せ人の故郷が狭間の地だとわかるので、オープニングムービーの「霧の彼方、我らの故郷、狭間の地」の「我ら」は褪せ人なのだろう。
「祝福なく、死に切れぬ死者たちよ」という言葉もあるので、「落ちた葉」=「我ら」=「褪せ人」=「死に切れぬ死者」ということだな。「祝福なく、死に切れぬ死者」ということは、祝福があれば死に切れるのかだろうか。それとも、祝福もないうえに死に切れぬ死者ということなのだろうか。
とりあえず、祝福そのものはないけど、祝福の導きはもたらすから、その導きに従って頑張って故郷に帰ってね。そして、エルデンリングに会って王になってね、という話でいいのだろうか。「エルデンリングを得て」ではなく「エルデンリングに見えよ」ということは、会うだけでよいのか? エルデンリングって一体……。
それにしても、エルデンリングが黄金樹の根源とは初耳だ。落ちた葉というのは黄金樹の葉ということだろうか。根源が砕けたのだから、黄金樹も無事ではすまないだろう。それで葉が落ちた? 「『祝福』=『黄金樹の加護』を失った存在」的なことだろうか。
オープニングムービーとPROLOGUEからわかるのはこういうこと?
永遠の女王マリカが治める狭間の地で黄金樹の根源たるエルデンリングが砕けた。この破片は大ルーンと呼ばれ、大いなる力を秘める。
話はそれだけで終わらず、女王マリカの姿が消え、黒き刃(そういう集団?)の陰謀によって、黄金のゴッドウィンが殺された。さらに死者は続くが、具体的に他に誰が死んだのかはわからない。
マリカの子であるデミゴッドは何人かいて、魔女っぽいやつ、杖を突きたてているやつ(と思わせて実は突き立てられている方ということも考えられるか)、女を片手に抱いた豪華な鎧を着たやつ(もしくは抱かれている女の方)、生首の額に入り込もうとしている蛇(生首の方?)などだ。
他にも長剣を持った何者かと、幅広の刃をもつ巨大な大剣を片手でもち対峙する何者かも映像に出てきたが、これらは前述の誰かなのか全く別の誰かなのかはわからない。
この者たちがエルデンリングの破片たる大ルーンを手に入れたことで力に狂い、破砕戦争を起こしてしまった。しかし、王なき戦いであったためにデミゴッドたちは大いなる意志に見放されてしまう。
その結果、一度は祝福を失い褪せ人になったものたちのところに祝福の導きがもたらされた(デミゴッドが大いなる意志に見放されたこととの因果関係はわからない。「デミゴッドはだめだ。褪せ人の方がいいや」と祝福が思ったのだろうか?)。祝福の導きがもたらされた褪せ人には、蛮地の王ホーラ・ルー、輝ける金仮面、死禽の乙女フィア、忌まわしき糞喰い、百智卿ギデオン=オーフニール、ゲーム大好きGameSukioなどがいる。
祝福曰く「王なき戦いをしたせいで、デミゴッドたちは大いなる意志に見放された。だから、褪せ人たちは、導きに従って、霧の海の先の故郷である狭間の地に存在するエルデンリングに会って、エルデの王とならなければならない」。
なんか面倒くさくなってきた。色々推察しているが、結局はクリアすればわかる話だ。
実際のオープニングムービー(Red Bull Gaming)
一応、実際のオープニングムービーはこれだ。このムービーは英語版だが、私の説明でイメージした通りだっただろうか?