【Elden日記008】サリアの結晶坑道【ネタバレあり】

 販売元フロム・ソフトウェア、バンダイナムコエンターテインメント
 開発元フロム・ソフトウェア
 発売日2022年2月25日
 価 格DL版のみ 9,240円(税込)
 その他特になし

 販売元フロム・ソフトウェア、バンダイナムコエンターテインメント
 開発元フロム・ソフトウェア
 発売日2022年2月25日
 価 格DL版 9,240円(税込)、パッケージ版 9,240円(税込)
 その他特になし

 販売元フロム・ソフトウェア、バンダイナムコエンターテインメント
 開発元フロム・ソフトウェア
 発売日2022年2月25日
 価 格9,240円(税込)
 その他特になし

げいむすきお
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前回、竜に焼かれた廃墟を探索していて、転送罠にひっかかってしまった。

【Elden日記007】竜に焼かれた廃墟【ネタバレあり】

げいむすきお
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しばらく転送先の周辺を探索することにした。

ここはどこだ。

 ロードが終わると、GameSukioは薄暗い小屋の中に立っていた。画面中央にサリアの結晶坑道と出ている。サリアは地名だろうか人名だろうか。

 人名だとしたらミスマッチの妙が感じられる。サリアという可愛らしい名前と、坑道というかいた汗に砂埃を張り付かせたまま仕事を続ける肉体労働者を連想する場所。サリアちゃんはなぜ坑道を管理することに至ったのだろうか。まだ見ぬ美女に思いをはせるが、常識的に考えてサリアは地名だろう。佐渡の金山みたいなものに違いない。

勤勉な勤労者

 小屋から出ると一生懸命に、背負った結晶を運んでいる老人が見えた。ついた杖にかなりの体重を載せているように見える。それだけ背負った結晶が重いのだろう。こっそりと後をつける。後ろからよく見ると、結晶を運んでいるのではなく、結晶が背中に張り付いているように見える。ただの勤労老人ではなさそうだ。

 やられる前にやってやれとばかりに後ろから致命の一撃をあたえる。

 細かく砕けた結晶が周囲にはじけ飛び、老人はそのまま前に倒れ込む。

 肉体労働の日々は、下手な冒険よりもよほど身体に筋肉がつくのだろうか。背後からの致命の一撃であっても、総HPの4分の1程のダメージしか与えることが出来なかった。相手が強いのか、私が弱いのか、その両方か。

 老人はこともなげに起き上がり、私の方を振り返る。危機を感じた私は刀を二振りし、その攻撃でひるめば一旦距離を置こうと考えていた。しかし、老人は私の刀はそよ風程度にしか感じなかったのか、体幹をゆらすことなくゆっくりと杖を右後ろに振りかぶり、2回左右に振った。同じ二振りであるのに、私はその二振りだけで呆気なく後ろに倒れ込む。HPは0になっていた。

 すでに死んでいるのだがそんなことはお構いなしに、倒れ込んだ私に杖を突き立てようとする老人。杖を握りこみ両手を上にあげると、振り下ろす杖の先に光が宿る。光は銛のようにとがっている。ためらうことなく老人は私の死体へと突き立てた。そこからさらにもう一押しすると、地面から光が吹き上がる。

 おそらく範囲攻撃なのだろうが、私の身体はもう消えてしまっている。どれくらいの範囲にどれだけのダメージがあるのかは謎のままだ。

 どこで生き返るかの選択肢は出なかった。生き返った場所は、マリカの楔でもなく、最後に訪れた祝福でもなく、転送罠でとばされた小屋だった。死んで戻れないとは恐ろしい罠だ。

 小屋を出てすぐ死んだので、ルーンの回収が楽なことだけは不幸中の幸いだ。

坑道の中

 小屋を出てすぐの老人は無視して進むことにした。ダッシュで横をすり抜けると、奥にもう一人老人がいた。地面に杖を突き立てている。もしかして、私の死体に打ち込んだ範囲攻撃は穴を掘るためのものだったのだろうか。

 小範囲とはいえ、あれだけ土を巻き上げるのだから、下手な掘削機よりも効率が良さそうだ。

 余計なことを考えていた罰だろうか。突然、後ろから何かが私の身体を突き抜けていった。身体を突き抜けた何かの軌跡が一瞬だけたなびいて消えた。

「汚れた飛行機雲のようだ」

 そんなことを思いながら私は死んでいった。

三度目の探索

 また小屋で生き返った。三度目の探索はもう少し慎重に行こうと反省する。

 落ち着いて小屋の中を見回すと、宝箱があった。開けると、扇の重力石が6個と塊の重力石が3個入っていた。もしかして、老人たちが掘っているのはこの重力石なのだろうか。とりあえず、懐にしまうと小屋をでる。走ると気づかれるので、ゆっくりとしゃがんで歩く。

 誰にも気づかれないまま先ほど死んだ地点まで戻り、落としたルーンを拾うことが出来た。

 奥に鍛石【5】が落ちていた。もしかして、掘っているのはこっち? と思ったがその隣に杖の上部に灯りをともして坑道の壁に埋まっている結晶を眺めている老人がいた。老人たちが掘っているのはその結晶のようだ。

 それにしても上はライトになり、下は掘削機になるとは便利な杖だ。

 途中、何度か襲われながらもローリングでかわしながら、出口を探す。

 その途中、杖の掘削機側を使って、慎重に発掘をしている老人も見つけた。結晶を傷つけないように周りの岩を掘っているようだ。尖った光を出したまま丁寧に杖を動かしている。

 サリアの金堀大工の邪魔をしないようにこっそりと後ろを通り抜けると出口があった。その先に祝福を見付け、ようやく抜け出したと思ったが、祝福の名前は「サリアの結晶坑道」。まだ、坑道の中だった。

 世界の端まで行ったと思ったら、お釈迦様の手のひらの上から抜け出せていなかった孫悟空のようだ。

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