第162回芥川賞&直木賞受賞作品発表!

[prpsay img=”http://gamesukio.com/books/wp-content/uploads/2019/04/IMG_4369.png” name=”げいむすきお”] 第162回芥川龍之介賞と第162回直木三十五賞の選考委員会が2020年1月15日(水)午後4時より築地・新喜楽で開催され、受賞作品が決まりました。公益財団法人日本文学振興会のサイトで発表されています。[/prpsay]

第162回芥川賞&直木賞候補作品発表

第162回芥川龍之介賞受賞作品

 第162回芥川龍之介賞は古川真人著「背高泡立草」に決まりました。

作者の受賞までの経歴・受賞歴
出来事
1988出生(福岡県福岡市)
2016デビュー、第156回芥川龍之介賞候補、第48回新潮新人賞:『縫わんばならん』
2017第157回芥川龍之介賞候補、第31回三島由紀夫賞候補:『四時過ぎの船』
2019第161回芥川賞候補:『ラッコの家』

第162回直木三十五賞受賞作品

 第162回直木三十五賞は川越宗一著「熱源」に決まりました。

作者の受賞までの経歴・受賞歴
出来事
1978出生(大阪府大阪市)
2014デビュー、第25回松本清張賞:『天地に燦たり』
[prpsay img=”http://gamesukio.com/books/wp-content/uploads/2019/04/IMG_4369.png” name=”げいむすきお”]

候補になること4回目にして、ついに古川真人が芥川賞受賞。帯の「草は刈らねばならない。そこに埋もれているのは、納屋だけではないから。」が印象的。そこに埋もれている記憶や歴史とは……。

一方の川越宗一はデビュー2作目にして直木賞受賞となる。受賞作品「熱源」は、アイヌ名ヤヨマネクフ、和名山辺安之助の生涯を軸に、明治時代の樺太を描いた歴史大作。第160回直木賞「宝島」、第161回直木賞「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」、第162回の今作と、史実や実在の人物を元にしたフィクションが連続して受賞している。だから何だということはないけど。[/prpsay]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です