「2021年本屋大賞」ノミネート作発表

げいむすきお

 2021年1月21日、「2021年本屋大賞」のノミネート作品が発表された。それぞれどんな内容なのか、出版社が公開している内容紹介を集めてみた。

 自分で読んで書評的なやつが書けたら、適宜リンクをしていこうと思う。

実施要項詳細は公式サイトにあるこのページで確認できます。
本屋大賞ってどういう賞?

2021年本屋大賞スケジュール

2020年 12月01日(火) 一次投票、発掘部門、翻訳小説部門、投票スタート
2021年 01月04日(月) 一次投票、発掘部門、投票締め切り
01月21日(木) ノミネート作品発表二次投票スタート
02月11日(木祝) 翻訳小説部門 投票締め切り
02月28日(日) 二次投票締め切り
04月14日(水) 大賞作品、発掘部門、翻訳小説部門の結果発表

本屋大賞ノミネート作品

犬がいた季節伊吹有喜

内容(公式サイトから引用)

 1988年夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。「コーシロー」と名付けられ、以来、生徒とともに学校生活を送ってゆく。初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸に秘めながら…。昭和から平成、そして令和へと続く時代を背景に、コーシローが見つめ続けた18歳の逡巡や決意を、瑞々しく描く青春小説の傑作。

(双葉社公式ページより)

お探し物は図書室まで青山美智子

内容(公式サイトから引用)

 お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?

 人生に悩む人々が、ふとしたきっかけで訪れた小さな図書室。彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。


 仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。「本を探している」と申し出ると「レファレンスは司書さんにどうぞ」と案内してくれます。


 狭いレファレンスカウンターの中に体を埋めこみ、ちまちまと毛糸に針を刺して何かを作っている司書さん。本の相談をすると司書さんはレファレンスを始めます。不愛想なのにどうしてだか聞き上手で、相談者は誰にも言えなかった本音や願望を司書さんに話してしまいます。話を聞いた司書さんは、一風変わった選書をしてくれます。図鑑、絵本、詩集……。


 そして選書が終わると、カウンターの下にたくさんある引き出しの中から、小さな毛糸玉のようなものをひとつだけ取り出します。本のリストを印刷した紙と一緒に渡されたのは、羊毛フェルト。「これはなんですか」と相談者が訊ねると、司書さんはぶっきらぼうに答えます。 「本の付録」と――。


 自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。

(ポプラ社公式ページより)

推し、燃ゆ宇佐見りん

内容(公式サイトから引用)

 逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を”解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し――。デビュー作『かか』が第33回三島賞受賞。21歳、圧巻の第二作。

(河出書房新社公式ページより)

オルタネート加藤シゲアキ

内容(公式サイトから引用)

 高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須のウェブサービスとなった現代。東京にある円明学園高校で、3人の若者の運命が、交錯する。調理部部長で品行方正、しかし、あるトラウマから人付き合いにコンプレックスを抱える蓉いるる。母との軋轢を機に、絶対真実の愛を求め続けるオルタネート信奉者の凪津なづ。高校を中退し、かつてのバンド仲間の存在を求めて大阪から単身上京した尚なお志し。出会いと別れ、葛藤と挫折、そして苦悩の末、やがて訪れる「運命」の日。3人の未来が、人生が、加速する――。


 悩み、傷つきながら、〈私たち〉が「世界との距離をつかむまで」を端正かつエモーショナルに描く。3年ぶり、渾身の新作長編。

(新潮社公式ページより)

逆ソクラテス伊坂幸太郎

内容(公式サイトから引用)

 敵は、先入観。世界をひっくり返せ!


 伊坂幸太郎史上、最高の読後感。デビュー20年目の真っ向勝負!逆転劇なるか!?


 カンニングから始まったその作戦は、クラスメイトを巻き込み、思いもよらぬ結末を迎える――「逆ソクラテス」

 足の速さだけが正義……ではない? 運動音痴の少年は、運動会のリレー選手にくじ引きで選ばれてしまうが――「スロウではない」

 最後のミニバス大会。五人は、あと一歩のところで、“敵”に負けてしまった。アンハッピー。でも、戦いはまだ続いているかも――「アンスポーツマンライク」

 ほか、「非オプティマス」「逆ワシントン」――書き下ろしを含む、無上の短編全5編を収録。

(集英社公式ページより)

この本を盗む者は深緑野分

内容(公式サイトから引用)

「ああ、読まなければよかった! これだから本は嫌いなのに!」


 書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めるが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれ、父の代わりに館を訪れていた深冬は残されたメッセージを目にする。


“この本を盗む者は、魔術的現実主義の旗に追われる”


 本の呪いが発動し、街は侵食されるように物語の世界に姿を変えていく。泥棒を捕まえない限り世界が元に戻らないと知った深冬は、探偵が銃を手に陰謀に挑む話や、銀色の巨大な獣を巡る話など、様々な本の世界を冒険していく。やがて彼女自身にも変化が訪れて――。

(KADOKAWA公式ページより)

52ヘルツのクジラたち町田そのこ

内容(公式サイトから引用)

 自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる――。

(中央公論者公式ページより)

『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ【ネタバレなし】ただただ繊細で悲しいだけの物語ではなく、その中に力強さもあって、泣ける物語は嘘くさくて苦手という人でも大丈夫な泣ける物語という印象。

自転しながら公転する山本文緒

内容(公式サイトから引用)

 32歳の与野都は、2年前まで東京でアパレルの正社員として働いていたが、更年期障害を抱える母親の看病のため、茨城県の実家に戻ってきた。今は牛久大仏を望むアウトレットモールのショップで店員として契約で働いている。地元の友だちは次々結婚したり彼氏ができたりする中で、都もモール内の回転寿司店で働く貫一と出会いつき合い始めた。でも料理が上手で優しいけれど経済的に不安定な彼と結婚したいかどうか、都は自分の気持ちがわからない。実家では両親共に体調を崩し、気づいたら経済状態が悪化していた。さらに職場ではセクハラ、パワハラいろいろ起きて――。恋愛をして、家族の世話もしつつ、仕事も全開でがんばるなんて、そんな器用なことできそうもない。ぐるぐる悩む都に貫一の放った言葉は、「そうか、自転しながら公転してるんだな」。

(新潮社公式ページより)

八月の銀の雪伊与原新

内容(公式サイトから引用)

 不愛想で手際が悪い――。コンビニのベトナム人店員グエンが、就活連敗中の理系大学生、堀川に見せた真の姿とは(「八月の銀の雪」)。

会社を辞め、一人旅をしていた辰朗は、凧を揚げる初老の男に出会う。その父親が太平洋戦争に従軍した気象技術者だったことを知り……(「十万年の西風」)。


 科学の揺るぎない真実が、傷ついた心に希望の灯りをともす全5篇。

(新潮社公式ページより)

滅びの前のシャングリラ凪良ゆう

内容(公式サイトから引用)

 一ヶ月後、小惑星が地球に衝突する。滅亡を前にした世界の中で「人生をうまく生きられなかった」四人が、最期の時までをどう過ごすのか。2020年本屋大賞作家が贈る新たな傑作。

(中央公論社公式ページより)

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