【ゲーム関連株日記】株式用語【その10】

 株式の世界には初めて聞く言葉が沢山あった。純粋に株式に関する専門用語。投資家心理を表す慣用句。有名投資家の言葉。ネットスラング。どれもが新鮮だった。言葉だけ聞いてもピンと来なくても、実際に同じ場面に出くわした時に「これのことか」と嬉しくなる事もたびたびだ。

 下がった株価が買値に戻ってやれやれと思って売る「やれやれ売り」や、株価が下がって慌てて売ってしまう「狼狽売り」など、上手いことを言うものだと感心する。

 今になって急に株式用語の話を始めたのは、損失が500,000円を超えて以降、一向に戻らぬ株価、戻らぬどころかむしろ下がり続けていく株価に現実逃避気味になっているからだ。

【ゲーム関連株日記】イマジニアに頑張って欲しいと思う【その9】

評価損益と実現損益と任抜損益

 最初に断っておくと、任抜損益なんて言葉がないのは知っている。これは私が損益を計算するときに使っている私用の言葉だ。

 なぜそんな言葉が必要なのか順を追って説明しよう。

言葉の説明

 まず、評価損益は保有株式の購入時の価格と現在の価格との差のことで、差がプラスなら評価益だし、差がマイナスなら評価損だ。同じ意味で含み損益という言葉もある。

 実現損益は保有株式を売却した結果、確定した損益だ。株式を売却することで評価損益が実現損益となるわけだ。

 そして、任抜損益は『「本来の評価損益」から「任天堂株による評価損益」を除いた評価損益』の事だ。

その言葉が必要になった契機

 私は毎日、保有銘柄の評価損益の増減を確認している。その際、個々の評価損益だけを見ても、全体として増えているのか減っているのかがわかりにくいので、評価損益の合計で評価したい。だが、任天堂の株価の変動が大きすぎて、わかりにくいのだ。任天堂株は、「昨日+100,000円だったけど、今日は-100,000円」なんてことがざらだ。だから、例えば、ある日の保有銘柄全体の評価損益の変動が+50,000円でも、中身が「任天堂が+100,000円、そのほかの合計が-50,000円」だったとしたら、大抵次の日には、任天堂が-100,000円となる。そうなると、前日の+50,000円はなんだったのだということになってしまう。糠喜びにもほどがある

 そのため、日々の評価損益の増減は任天堂抜きで考えているのだ。

 あと、任天堂の株はずっと持っていたいので、任天堂の評価損益が増えようが減ろうが関係ないという理由もある。

任抜損益がデフォルト

 私が何の断りも入れずに使う評価損益、実現損益は、全て任抜損益のことだ。逆に、任天堂も込みの損益に言及したいときは、任込損益と呼ぶことにしようと思っている。

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