【ゲーム関連株日記】げいむすきおの2022年3月期 第1四半期【その22】

 2022年3月期の第1四半期が終わった。調子が良かったのは4月の初めから中ごろまでだけで、4月の後半からはずるずると下げていき、前回、前々回に書いた通り、6月後半には含み損がげいむすきお史上最大になった。

【ゲーム関連株日記】別にネタフリではなかったんだけど【その21】

 2022年3月期第1四半期の確定損益、評価損益をグラフ化するとこういう感じになる。

 その時々でリアルタイムの株価の上がり下がりを見るのも楽しいが、後からこうやって自分の損益をグラフにしてその推移を眺めてみるのも楽しい。

 改めて見て思うのは「日経平均の影響が大きいなあ」ということ。第1四半期で日経平均が大きく下がったのは4月は20日、21日の二日間、5月は11日、12日、13日の三日間、6月は21日の一日。私の損益総計も同じタイミングで大きく下がっている。ただ、日経平均が上がったからといって、同じようには上がらない。

 日経平均につられて大きく下がってしばらく横ばいになり、その後に日経平均が上がってもそんなことは関係なく横ばいのままで、また日経平均につられて大きく下がってしばらく横ばいになり、日経平均が上がってもそんなことは関係なく横ばいのままで……を繰り返して、ベースライン的なものがどんどん下がっていっている印象だ。

最終的な評価損益額

 任天堂はノーカウントなので、評価損益額の合計 +4,428,683円から任天堂の+4,952,791円を引いた-524,108円が2022年3月期第1四半期終了時の評価損益額だ。結構な額だな。とはいえ、いずれ上がるだろうと思って経過観察中。

調子の良かった頃

 グラフの頂点4月19日のスクショは撮っていなかったので、その付近でスクショが残っていた4月21日の評価損益額を載せる。

 私は楽天証券を使っているのだが、公式アプリは保有数量と時価評価額と口座区分を同時に表示してくれない。そのため、別々にスクショして切り貼りしている。このスクショを撮った時、保有数のページは撮らなかったので、そこだけ抜けている。

 最高値ではないこの時と現在値を比べても結構差がある。この時にある程度利確売りをしていればよかった。

 ENEOSはこの後下がり続けて、評価益が1万円位になったので「マイナスにならないうちに」と売ったら、そこが底で上がっていった。失敗した。

 イワキはこの時+60万円と結構良かったのに、この後名前がアステナホールディングスに変わって、その後はどんどん下がり、今は「最終的な評価損益額」のスクショの通りだ。こっちこそ、マイナスになる前に一旦売って様子をみて、ある程度下がったところで買い戻すようにすればよかった。失敗した。

手持ちの銘柄(NISA)

 げいむすきおの名に恥じぬようNISA口座で保有するのはゲーム会社の株式にしておきたいと思っていた。NISA枠は120万円しかないので、大手のゲーム会社の株式は何社も買えない。だから、大手一社と中小数社位の感じで行こうと決めていた。で、買ったのがコーエーテクモHD(3635)、イマジニア(4644)、マーベラス(7844)の3社。この3社で120万の枠を使い切ってしまった。

コーエーテクモHD(3635)

 大手枠。3月末に1対1.3の株式分割があったために130株という中途半端な保有数になっている。株式分割を行った理由は「投資単位当たりの金額を引き下げ、投資家がより投資しやすい環境を整えるとともに、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図るため」だそうだが、その効果があったのかどうかはわからない。

 コエテクはぎりぎり大手と呼べる規模だが、ミリオン級のタイトルを持っていない。カプコンのバイオハザード、モンスターハンター。スクエニのドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー。バンナムのキャラクターもの。コナミの桃鉄。それらのような一般受けして新作出せばほぼミリオンというような人気シリーズを持っていない。無双シリーズ、アトリエシリーズ、戦国シミュレーションやネオロマンスの各シリーズは、人気はあるものの上記タイトルと比べると見劣りする。無双シリーズはマンネリだし、アトリエシリーズ、戦国シミュレーションやネオロマンスの各シリーズは好きな層が限られている。

 それでも、討鬼伝や仁王の様に高予算の大型タイトルに挑戦する姿勢があるし、任天堂発売とはいえミッションボンドのような新しい層の発掘を目指すようなソフトも作っている。と、いうわけで大手でありながら将来に期待を抱かせる何かを持っているのでNISA枠で買った。

イマジニア(4644)

 中小枠その1。フィットボクシングが新型コロナの巣ごもり需要でウケて、全世界累計出荷数ミリオン達成で盛り上がっていたのと、その続編フィットボクシング2の出来が良かったのでNISA枠で買った。ゲーム会社としては地味だけど、堅実に頑張ってくれそう。

マーベラス(7844)

 中小枠その2。小粒の良作をちょこちょこ出すけど、シリーズ化して育てるのが下手という印象の会社。「天穂のサクナヒメ」で盛り上がっていたのでNISA枠で買った。元々小粒の良作を出すイメージのある会社なので、インディーズ作品との組み合わせは相性良さそう。「天穂のサクナヒメ」で株価が一番盛り上がっていた所から6か月経ち、信用買いしていた人たちの返済期限が来て売られてしまったせいか、今は株価がかなり下がっている。そのうちまた上がるだろうと思っている。

手持ちの銘柄(NISA以外)

西松屋チェーン(7545)

 そもそも何でここの株を買おうと思ったのか忘れてしまった。「子供は国の宝だから、子育て関連の会社に投資しておこう」というような適当な理由だったような気がする。私はふるさと納税をするとき、「寄附金の使いみち」の欄は、「子供は国の宝だから」という理由で、子育て関連、教育関連の項目を選んでいる。それと同じような感覚で西松屋の株を買ったんだったと思う。

 一時期、1400円から1500円位の範囲で上がったり下がったりしていたので、1500円を超えたところで「どうせまた下がるんでしょ。1400円になったらまた買うよ」と思って売ったら、そのあとすぐに1500円を突き抜けていってしまった。高値で買い戻すのも悔しいので様子見している状態。今は1単元だけだけど、もしまた1400円付近まで下がるようなことがあれば追加したい。

アステナホールディングス(8095)

 最初買ったときはイワキという社名だったが、今はアステナホールディングスという社名になっている。第1四半期決算開示後株価がどんどん上がっていったので、調子に乗って買い上がっていっていたら、いつの間にか決算開示前の株価まで戻っていって、大きな評価損になってしまっている。

 とはいえ、多分また上がってくるだろうと思っている。ここの株を買ってすぐのころ、新株予約権発行が発表され、株価が大きく落ちた。その新株予約権の行使が後1~2か月ほどで終了しそうになっているのだ。新株予約権発行が発表されたときに下がったのだから、新株予約権の行使が終われば今度は逆に上がるだろう、と思っている。

 ナンピン買いしすぎて保有数が増えすぎ、他の銘柄とのバランスが悪い。6月30日の終値が636円なので、これが700円超えたら3分の1位売って別の銘柄を買おう、と思っている。超えなかったら……持ち続けるしかないかな……?

手放した銘柄

ENEOSホールディングス(5020)

 買ったのは株取引を本格的に始めた昨年11月頃だった。乗っている車がハイオクで6㎞/Lしか走らないという燃費の悪さ(古くなって燃費が悪くなったというのではなく、新車で購入した当初からそれくらいの燃費の悪さという時代の流れに逆行した仕様)で、ENEOSのガソリンスタンドをよく利用していたために買った。利確売りしたり、また買い戻したりとしていたのだが、ある時連日の下げが始まり、評価損益がマイナスになりそうになったので怖くて全部売ってしまった。しかし、売ったところがちょうど底だったらしく、それ以降上がったり下がったりしているにも関わらず、売ったところまで下がることはなく経過している。もし、ずっと持ち続けていても一度もマイナスにはならなかったのだ。失敗した。

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