【スプラトゥーン2】希望の光【随想録34】

 インクに潜りながら、こう考えた。
 攻めに攻めてもしのがれる。守りに徹せど崩される。裏取りしてたら全滅だ。とかくにガチマは勝ちにくい。
 勝ちにくさが高じると、安い所で戦いたくなる。どこで戦っても勝ちにくいと悟った時、ツイートが生れて、ブログが出来る。

 心の各所に灯っていた希望の光が少しずつ消えていき、光のあったところには絶望の闇だけが取り残されている。
 停電の夜に外へ出ると、期待する場所に生活の光や街灯の明かりが見当たらず、あるべき場所に光がないことがいかに不便で不自然なことなのかと思わせられる。
 闇の底に沈む街のように、私の心の風景はすっかり変わってしまった。
 
 数カ月前を振り返ると、当時は当時で、停滞しているように思えていたが、今、客観的な目で見てみるとそれでもまだ少しずつでも前に進んでいた。
 そこから数カ月、ずっと「S+9に落ちては、Xに帰ってくる」ということを繰り返している。数カ月もその位置にいるとそこにいて当然なのだと勘違いしてしまう。心のどこかで「S+8まで落ちることは無いだろう」とタカをくくっていたところもあった。さりとて別に油断していた訳では無い。常に必死にもがきながら戦ってきた。ところが、一度落ち始めると歯止めがきかなくなった。戦い方がわからなくなり、気付くとガチヤグラがS+6になっている。

 2000時間弱をただひたすらにウデマエをあげることだけを考え、ナワバリも、リーグマッチも、フェスさえもガチマッチの養分とするために戦ってきた。その結果がこれとは。

 メイン性能アップをつけたプライムベッチューが最強武器の一つに数えられるようになり「武器が弱いから」という言い訳ができなくなったとともに、「強い武器を使ったらもっと上に行けるんじゃないか」と言った願望を主にした希望の光は消えた。

 いくら強くても使い慣れない武器なら勝てなくても仕方が無い。しかし、使い慣れたプライムシューターシリーズだ。「強い武器かもしれないが使い慣れない武器だから」という言い訳もできない。「プライムシューターが強くなったらもっと上に行けるんじゃないか」と言った願望を主にした希望の光も消えた。

 使い慣れた武器が強武器になった、と言う僥倖を活かせない。もしかしたら、強武器だからこそガチヤグラがS+6に落ちた位で済んでおり、これまで通り、プライム系が”やや強い”程度のままであったならば、ガチヤグラ以外もS+6まで落ちていたかもしれない。

 スプラトゥーン2は今でも日本国内のみで毎週5000本程度は売れている(2019年6月現在ファミ通調べ)。後から始めた人がどんどんと上手くなり、私を追い越し、私をXから追い出しにかかる。

 頂点からすれば新人を餌にしてこれまでになくXパワーを肥え太らせることができるチャンスなのだろうが、私のような底辺は逆に新人の餌となるばかりだ。

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