【スプラトゥーン2】プラトー【イカマクラ35】

 インクに潜りながら、こう考えた。
 攻めに攻めてもしのがれる。守りに徹せど崩される。裏取りしてたら全滅だ。とかくにガチマは勝ちにくい。
 勝ちにくさが高じると、安い所で戦いたくなる。どこで戦っても勝ちにくいと悟った時、ツイートが生れて、ブログが出来る。

 消えいく希望の光、広がる絶望の闇。この流れを止めるためには、残った光を育てていくしかない。

 使い慣れた武器が強武器になったことは、大きな光だった。しかし、私の中にその光をより輝かせるために必要な燃料の蓄えがなく、ただ静かに消えていくのをなすすべなく眺めるしかなかった。結果、絶望の闇だけが残った。

 これまでの戦いの中で見つけてきた沢山の希望がある。その多くはまだきちんと輝かせることはできないでいたが、消してしまうこともせずそこに残してある。「これをこうすれば強くなれるはず」と希望を持ちながらも、「これをこうすれば」を実現するための努力をしてこなかった。今こそその希望の光が、本当の光なのか、ただ消え行く運命にあるものなのかを確認するときが来た。

 これまでは、今の生活で可能なプレイ時間の範囲内で強くなることが出来ていた。それが今は現状維持が限界であり、少しサボれば弱くなってしまう。上のウデマエに行けば行くほど、強くなる速度はゆっくりになるのは当然のことだ。レベルが上がれば、必要になる経験値が多くなるのはゲームでだって同じだ。
 ゲームのキャラなら時間経過で弱くなることはないが、現実の人間は努力を怠れば衰える。強くなろうとしなければ弱くなる。

 1日3時間ガチマを戦い、努力の限りを尽くして3時間分強くなれたとしても、残りの21時間は衰える時間である。

 これまでは3時間分の強化が、21時間分の衰退を上回っていたため、わずかな傾斜とはいえ辛うじて右肩上がりだったものが、今はもう強化と衰退が釣り合い平坦になっている。
 強くなる速度がゆるやかになり、衰える速度とぴったり一致するとき、人はそれを限界と呼ぶ。そこからより強くなるためには限界を突破する必要がある。そこから限界を突破するための方法を模索する時がはじまる。

 今がその時だ。

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