インクに潜りながら、こう考えた。
攻めに攻めてもしのがれる。守りに徹せど崩される。裏取りしてたら全滅だ。とかくにガチマは勝ちにくい。
勝ちにくさが高じると、安い所で戦いたくなる。どこで戦っても勝ちにくいと悟った時、ツイートが生れて、ブログが出来る。
去る12月5日に「メイン性能アップ」のギアが追加された。
武器によって、塗り性能がアップしたり、ジャンプ射撃時のインクのブレが少なくなったりするわけだが、私のメイン武器であるプライムシューターコラボの場合は、インクダメージがアップする。
そのお陰で、これまで相手を倒すのにインク三発当てる必要があった所を、ほぼ二発に減らすことが出来る様になった。「ほぼ二発」とは、中途半端な表現だが「確実に倒せるインク数は変わらない」というのが大前提であるため、インクを踏んでダメージをおっていたり、ダメージがほんのわずかにでも残っていた場合、二発で倒せるということで「ほぼ二発」という表現になる。
「メインギア一つとサブギア七つ」もしくは「メインギア二つとサブギア四つ」もしくは「メインギア三つとサブギア一つ」。これでそれが実現出来る。
恩恵は大きいが、支払わねばならない代償も大きい。これだけ多くのギアスロットを占拠されるとなると、今つけているギアを一新しなければならない。
ちなみにこれまでこのギアで戦ってきた。
メインギアがスペシャル増加量アップ、スペシャル性能アップであることからわかる様に、スペシャル頼みの戦い方をしている。
プライムシューターコラボのスペシャルは、バブルランチャーであり、足の対物攻撃力アップは、そのバブルを割るために付けているため、全てのメインギアがスペシャル関連という事になる。
サブギアもスペシャル性能アップをいくつかつけており、スペシャルに依存しきっている。
こんなギア構成にしておいてなんだが、本心としては、スペシャルを頼みにせず、メイン武器と立ち回りだけで敵をバッサバッサとなぎ倒していくような戦い方に憧れている。実際、理想を実現すべく、最初の頃はスペシャルの使用は最低限だけにして戦おうとしていた。しかし、実力が足りず、その戦い方ではウデマエS+前半程度が限界だった。
S~S+帯で伸び悩んだ時期があり、仕方なくスペシャルを頼るようにしたら、ガチアサリ以外のルールでギリギリどうにかウデマエXにたどり着けるようになり、今に至っている。
そんな経緯があるからメイン性能アップは渡りに船だった。今一度、理想の実現のため、スペシャルを主体にしたギア構成から、メイン武器主体のギア構成に変える好機だ。
そうしてこんなギア構成を試してみることにした。
ギア変更に伴って、メイン武器をプライムシューターコラボから無印のプライムシューターに変えてみた。
バブルランチャーと決別する意味もあるが、無印のスペシャルがアメフラシである点も都合がよかったから、という理由もある。いくらメイン性能アップをつけた所で、そのままではあくまでも「ほぼ二発」に過ぎない。少しだけでもダメージを与えておければ「確実に二発」となるため、少しずつのダメージを広範囲に与えられるアメフラシは相性が良いように思えたからだ。結局、スペシャルか、と思わなくもないがとどめはメインで刺す形だから良い。その辺は柔軟に考えている。
とどめがメインかスペシャルかの違いは、私の中では大きく違う。例えるならドラマ水戸黄門で、御老公一行が悪者の悪事を暴いたあと「チャンバラをしてある程度相手が大人しくなってから印籠を出す」のと「印籠を出して相手が大人しくなってからチャンバラをする」位違うと思っている。あくまでも自分の理想とする戦い方の話であるため、味方が敵を倒してくれるならどんな倒し方でもありがたいと思う。
少しこのギア構成でやってみたのだが、普段アメフラシを使うことがないため、使い方を完全に忘れていた。右スティックを押し込んでアメフラシの素を出したあと、Rを押さずにバブルランチャーのようにZRを押していて、何も起こらず、困り果てて持ったまま無駄にウロウロとしてしまった。
ギア構成云々の話以前の問題だ。