【スプラトゥーン2】七連敗【随想録18】

 インクに潜りながら、こう考えた。
 攻めに攻めてもしのがれる。守りに徹せど崩される。裏取りしてたら全滅だ。とかくにガチマは勝ちにくい。
 勝ちにくさが高じると、安い所で戦いたくなる。どこで戦っても勝ちにくいと悟った時、ツイートが生れて、ブログが出来る。

「七連敗した」
 目の前の人物が悔しさを表情ににじませながら、そんな風に言ったとしたら、なんて声をかけてあげるのが、一番親切なのだろうか。恐らく相手は何かを期待して言ったわけではないだろう。しかし、なにか心やすらぐことが言えないものだろうか。

「良くあることだよ」
 確かにその通りだ。だが、だからと言って何なのか。そんなことは相手だって百も承知だ。

「次は勝てるよ」
 もし、そうだとしても、それに何の意味があるのか。今、七連敗した事実は変わらない。

「味方運がなかったね」
 味方がどうかなんて関係ない。いかなる状況であれ、負けは負けだ。

 今のところ、最適と思われる言葉は見つかっていない。

 実を言うと、冒頭の言葉は私が誰かに言われたものではない。七連敗しているのは他でもない私自身だ。
 ほぼ二日に一回は七連敗している日々の中で、七連敗した時にどうやって自分の気持ちに整理をつければいいのかを探しているところだ。
 いくらやっても上手くならず永遠にS+なんじゃないかという焦り。才能を持たずして生まれてきた悲しみ。同じミスを繰り返す愚かな自分への怒り。こういった感情がないまぜになって一度に襲ってくる。私は一体どうやって対処すれば良いのか。

 その答えの一つがこのブログであることは確かだ。同じ想いを抱いて苦しんでいる人が「自分だけじゃない」と慰めになっているはずだと思い込んで書くことで、「私が今苦しんでいるからこそ誰かの助けになることが出来るんだ」と、苦しみに意味を見出すことで、その苦しみを緩和することが出来ている。

 この事を考えるにつれ、今、苦痛に耐えている人や、何かしらに苦しんでいる人ほど、同じような境遇の誰かのためにと書けることが沢山あるんじゃないかと思う。それが本当に誰かの慰めになるかはわからないが、少なくとも自分の慰めにはなると思われる。
 私の場合はスプラトゥーン2なのでブログだが、これがわずらわしい人間関係に対してなら純文学だし、つまらない日常生活に対してならエンタメ小説だろう。

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