【スプラトゥーン2】初めてのウデマエX戦(ガチホコ)【随想録17】

 インクに潜りながら、こう考えた。
 攻めに攻めてもしのがれる。守りに徹せど崩される。裏取りしてたら全滅だ。とかくにガチマは勝ちにくい。
 勝ちにくさが高じると、安い所で戦いたくなる。どこで戦っても勝ちにくいと悟った時、ツイートが生れて、ブログが出来る。

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 10月28日にガチホコがウデマエXになったが、初日は怖くて出来なかった。もし、上がって初日にいきなり落ちてしまったら、ショックが大きすぎる。少しくらいX風を吹かせていたい。
 翌日の29日はタイミングが合わなくて出来ず、ようやく30日に初ウデマエX戦となる。

「みんなアグレッシブだな」というのが第一印象だった。倒されることを恐れないのか、倒されるはずがないと自信があるのか、敵は勢いよく攻めてくるし、味方も勢いよく攻めていく。
 その為、何度か試合しただけで、一分以内に勝敗が決まったり、残り数秒で逆転ノックアウトしたりされたりしていた。

 序盤だからと言って油断出来ないし、最後の最後まで気が抜けない。ノックアウトしなければ、どんなに優勢でも負ける可能性がある。五分間フルに気をはっていないといけない。疲れる。

 ナワバリも最後の数十秒で一気に逆転されることがあるため、ずっと気をはっていないといけない場面もあるが、どんなに長くても最大三分だ。ウデマエXは、その緊張感が五分間ずっと続くような辛さがある。

 ウデマエXになると、まず最初の十戦でXパワーを計測されるということは知っていた。そして、Xパワーがあまり低いとすぐにS+に降格してしまうことも。

 初めての計測は、四勝六敗だった。負け越してはいるものの、普段の私の戦績から考えると悪くない方だ。肝心のXパワーの方はというと、1947.4だった。
 これは良いのか、悪いのか。初めてなので判断のしようがない。少なくともいきなり降格という事態は免れたようだ。

 すぐに降格はされなかったもののいつ降格させられるかわからないのは困るので、降格条件を調べてみた。

・月初めのランキングリセット時にXパワーが2000未満。
・Xパワーが1800台で負ける(もしくは1800未満になる)
補足(計測の10回が終わる前にランキングリセットが来た場合)
・1回でも計測戦をしていれば内部で数値が変化し2000未満なら降格。
・1回も計測戦をしていない状態であれば降格させられない。

 2000未満……当てはまっている。ランキングリセットは11月1日の午前9時。今日は10月30日。明日はスプラトゥーン2が出来るタイミングでガチホコの時間はない。
 つまり『今日、このまま何もしなければ落ちる』という事だ。

 ようやく上がったウデマエXだ。一週間もたずに終わるなんていやだ。
 先に降格条件を調べてから始めれば良かった。11月になってからなら、1900台でもそこから下がらなければ、一ヶ月間ウデマエXでいられたのに。

 泣き言を言っても始まらない。
 もし、今落ちたら、次にウデマエXに戻ってくるのにどれだけの期間がかかるかわからない。なんとしてもランキングリセットまでにXパワー2000台に到達しなければならない。
 時計を見ると、残り時間は三十分ほど。それが10月中に出来るガチホコの残り時間の全てだった。
 出来て六戦くらいか? ノックアウトが連続しても七戦出来ることはないだろう。普通にいけば四戦位がいい所だ。

 半ば無理だと思いながらも、ここまで来たらやるしかない。

 一戦目──勝利。何故か勝てた。Xパワーが+29される。一回勝って29も上がるのか。それすらも知らなかった。と、いうことはあと一回勝てば、X残留が決まる。たった一回。とはいえ、これまで、その「あと一回」にどれだけ泣かされてきたことか。

 残り時間的にはあと三試合がせいぜい。もし、次に負けて同じだけXパワーが下がるとしたら、そのあと二連勝しないと2000台には上がれない計算になる。本当にギリギリのギリギリだ。

 次の試合はハコフグ倉庫。
 頑張って、頑張って、頑張ったが、カウントリードされたまま残り十秒をきった。これはダメかと思いつつも、最後のチャンスとホコを掴んで塗れない坂を駆け上がる。
 登り切ったところで延長戦に入った。まだ終わらない。坂の上は一面敵インク。あと数歩でいいはずと、ガチホコをチャージしきらずにショットする。何歩か分だけ塗れたのでその上を一歩、二歩と進んでいく。右上の高台に敵の気配を感じる。うたれたら終わりだ。だが、どうしようもない。ガチホコをチャージしていたらやられるだけだろう。無視して進もう、あと数歩で終わるはず、と踏み出した一歩で試合終了のホイッスルがなった。どうにか逆転だ。

 Xパワーは+28されて、2004.7となった。

 どうにか、耐えた……。

 Xに上がったはいいが、実力が伴っていないせいで、必要以上に疲れる。「割と調子がいい」と思う位のときでこんなにギリギリでは先が思いやられる。全ての試合が「あと一回負けたらメーターが割れる」と追い詰められている状況での戦いだ。

 私の実力では、S+にいる間もそれくらいの気持ちで戦わないと、全ルールでウデマエXにたどり着くなんてことは出来ないのだろうな、と思う。

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