【読書メーター】読んだ単行本ランキング【2021年06月】

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 読んだ本や読みたい本を登録できるSNS『読書メーター』では、毎月、登録された数のランキングを発表している。このページでは、「単行本の月別読んだ本ランキング(2021年06月)」の20位まで、公式紹介文、公式特設サイトを集めてきている。書評的なものを適宜書いていきたいと思う。

 中国SFの金字塔『三体』が遂に完結。第5位、第6位に。第165回直木三十五賞候補作品『スモールワールズ』が8位に。

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01位『52ヘルツのクジラたち町田 そのこ

内容(公式サイトから引用)

 自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる――。

(中央公論社公式ページより)

参考 『52ヘルツのクジラたち』公式特設サイト中央公論社

『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ【ネタバレなし】ただただ繊細で悲しいだけの物語ではなく、その中に力強さもあって、泣ける物語は嘘くさくて苦手という人でも大丈夫な泣ける物語という印象。

02位『白鳥とコウモリ東野 圭吾

内容(公式サイトから引用)

 二〇一七年十一月一日。港区海岸に止められた車の中で腹を刺された男性の遺体が発見された。被害者は白石健介。正義感が強くて評判のいい弁護士だった。捜査の一環で、白石の生前、弁護士事務所に電話をかけてきた男、倉木達郎を愛知県三河安城に訪ねる刑事、五代。驚くべきことにその倉木がある日突然、自供をし始める――が。
二〇一七年東京、一九八四年愛知を繋ぐ〝告白〟が、人々を新たな迷宮へと誘う—。

(幻冬舎公式ページより)

参考 『白鳥とコウモリ』公式特設サイト幻冬舎

『白鳥とコウモリ』伊坂幸太郎【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。 『白鳥とコウモリ』伊坂幸太郎【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。

03位『推し、燃ゆ宇佐見りん

内容(公式サイトから引用)

 逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を”解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し――。デビュー作『かか』が第33回三島賞受賞。21歳、圧巻の第二作。

(河出書房新社公式ページより)

参考 『推し、燃ゆ』公式特設サイト河出書房新社

『推し、燃ゆ』宇佐見りん【ネタバレなし】推し活は逃避か背骨か。逃避ならばそこに居場所がなくなった時にはまた別の場所に逃げれば良いだろうがそれが背骨ならば……。

04位『お探し物は図書室まで青山 美智子

内容(公式サイトから引用)

 お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?

 人生に悩む人々が、ふとしたきっかけで訪れた小さな図書室。彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。


 仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。「本を探している」と申し出ると「レファレンスは司書さんにどうぞ」と案内してくれます。


 狭いレファレンスカウンターの中に体を埋めこみ、ちまちまと毛糸に針を刺して何かを作っている司書さん。本の相談をすると司書さんはレファレンスを始めます。不愛想なのにどうしてだか聞き上手で、相談者は誰にも言えなかった本音や願望を司書さんに話してしまいます。話を聞いた司書さんは、一風変わった選書をしてくれます。図鑑、絵本、詩集……。


 そして選書が終わると、カウンターの下にたくさんある引き出しの中から、小さな毛糸玉のようなものをひとつだけ取り出します。本のリストを印刷した紙と一緒に渡されたのは、羊毛フェルト。「これはなんですか」と相談者が訊ねると、司書さんはぶっきらぼうに答えます。 「本の付録」と――。


 自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。

(ポプラ社公式ページより)

『お探し物は図書室まで』青山美智子【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。

05位『三体III 死神永生 上劉 慈欣

内容(公式サイトから引用)

SFの歴史を変えた驚天動地の三部作、ついに完結! 

三体文明の地球侵略に対抗する「面壁計画」の裏で、若き女性エンジニア程心(チェン・シン)が発案した極秘の「階梯計画」が進行していた。目的は三体艦隊に人類のスパイを送り込むこと。程心の決断が人類の命運を揺るがす。シリーズ34万部以上を売り上げた衝撃の三部作完結!(上巻)

(早川書房公式ページより)

三体III 死神永生(上・下)【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。 三体III 死神永生(上・下)【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。

06位『三体III 死神永生 下劉 慈欣

内容(公式サイトから引用)

SFの歴史を変えた驚天動地の三部作、ついに完結! 

三体文明の地球侵略に対抗する「面壁計画」の裏で、若き女性エンジニア程心(チェン・シン)が発案した極秘の「階梯計画」が進行していた。目的は三体艦隊に人類のスパイを送り込むこと。程心の決断が人類の命運を揺るがす。シリーズ34万部以上を売り上げた衝撃の三部作完結!(下巻)

(早川書房公式ページより)

三体III 死神永生(上・下)【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。 三体III 死神永生(上・下)【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。

07位『正欲朝井 リョウ

内容(公式サイトから引用)

 あってはならない感情なんて、この世にない。それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ――共感を呼ぶ傑作か? 目を背けたくなる問題作か? 絶望から始まる痛快。あなたの想像力の外側を行く、作家生活10周年記念、気迫の書下ろし長篇小説。

(集英社公式ページより)

参考 『正欲』公式特設サイト集英社

『正欲』朝井リョウ【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。

08位『スモールワールズ一穂 ミチ

内容(公式サイトから引用)

 夫婦円満を装う主婦と、家庭に恵まれない少年。「秘密」を抱えて出戻ってきた姉とふたたび暮らす高校生の弟。初孫の誕生に喜ぶ祖母と娘家族。人知れず手紙を交わしつづける男と女。向き合うことができなかった父と子。大切なことを言えないまま別れてしまった先輩と後輩。誰かの悲しみに寄り添いながら、愛おしい喜怒哀楽を描き尽くす連作集。

(講談社公式ページより)

『スモールワールズ』一穂ミチ【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。 『スモールワールズ』一穂ミチ【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。

09位『リボルバー原田 マハ

内容(公式サイトから引用)

 ゴッホの胸を撃ち抜いたのは誰だ?
 オークション会社に持ち込まれた一丁の錆びたリボルバー。「ゴッホの自殺」。アート史上最大のミステリーに迫る傑作長編誕生。

(幻冬舎公式ページより)

『リボルバー』原田マハ【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。 『リボルバー』原田マハ【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。

10位『そして、バトンは渡された瀬尾まいこ

内容(公式サイトから引用)

 私には五人の父と母がいる。その全員を大好きだ。


 森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。

(文藝春秋社公式ページより)

参考 『そして、バトンは渡された』公式特設サイト文藝春秋社

『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ【ネタバレなし】ハラハラドキドキより安らぎを求める人向けの話。

11位『エレジーは流れない三浦 しをん

内容(公式サイトから引用)

 海と山に囲まれた餅湯温泉。団体旅行客で賑わっていたかつての面影はとうにない。のどかでさびれた町に暮らす高校2年生の怜は、複雑な家庭の事情、迫りくる進路選択、自由奔放な友人たちに振りまわされ、悩み多き日々を送っている。
そんななか、餅湯博物館から縄文式土器が盗まれたとのニュースが……。

(双葉社公式ページより)

参考 『エレジーは流れない』公式特設サイト双葉社

『エレジーは流れない』三浦しをん【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。 『エレジーは流れない』三浦しをん【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。

12位『流浪の月凪良 ゆう

内容(公式サイトから引用)

 あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。

(東京創元社公式ページより)

参考 『流浪の月』公式特設サイト東京創元社

『流浪の月』凪良ゆう【ネタバレなし】都会の冷たさと田舎の排他性を同時に併せ持った社会が広がっている。

13位『元彼の遺言状新川 帆立

内容(公式サイトから引用)

「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」
 奇妙な遺言状をめぐって、おカネ好きの敏腕女性弁護士が活躍!
 前代未聞の遺産相続ミステリー

「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」
 奇妙な遺言状を残して、大手製薬会社の御曹司・森川栄治が亡くなった。
 学生時代に彼と三ヶ月だけ交際していた弁護士の剣持麗子は、犯人候補に名乗り出た栄治の友人の代理人として、森川家主催の「犯人選考会」に参加することとなった。数百億円ともいわれる遺産の分け前を獲得すべく、麗子は自らの依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走するが――

(宝島社公式ページより)

『元彼の遺言状』新川帆立【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。

14位『滅びの前のシャングリラ凪良 ゆう

内容(公式サイトから引用)

 一ヶ月後、小惑星が地球に衝突する。滅亡を前にした世界の中で「人生をうまく生きられなかった」四人が、最期の時までをどう過ごすのか。2020年本屋大賞作家が贈る新たな傑作。

(中央公論社公式ページより)

『滅びの前のシャングリラ』凪良ゆう【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。 『滅びの前のシャングリラ』凪良ゆう【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。

15位『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人東野 圭吾

内容(公式サイトから引用)

 殆どの人が訪れたことのない平凡で小さな町。寂れた観光地。ようやく射した希望の光をコロナが奪い、さらに殺人事件が……。

(光文社公式ページより)

参考 『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』公式特設サイト光文社

『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』東野圭吾【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。 『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』東野圭吾【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。

16位『琥珀の夏辻村 深月

内容(公式サイトから引用)

 大人になる途中で、私たちが取りこぼし、忘れてしまったものは、どうなるんだろう――。封じられた時間のなかに取り残されたあの子は、どこへ行ってしまったんだろう。

 かつてカルトと批判された〈ミライの学校〉の敷地から発見された子どもの白骨死体。弁護士の法子は、遺体が自分の知る少女のものではないかと胸騒ぎをおぼえる。小学生の頃に参加した〈ミライの学校〉の夏合宿。そこには自主性を育てるために親と離れて共同生活を送る子どもたちがいて、学校ではうまくやれない法子も、合宿では「ずっと友達」と言ってくれる少女に出会えたのだった。もし、あの子が死んでいたのだとしたら……。

 30年前の記憶の扉が開き、幼い日の友情と罪があふれだす。

 圧巻の最終章に涙が込み上げる、辻村深月の新たなる代表作。

(文藝春秋社公式ページより)

参考 『琥珀の夏』公式特設サイト文藝春秋社

『琥珀の夏』辻村深月【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。 『琥珀の夏』辻村深月【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。

17位『逆ソクラテス伊坂 幸太郎

内容(公式サイトから引用)

 敵は、先入観。世界をひっくり返せ!


 伊坂幸太郎史上、最高の読後感。デビュー20年目の真っ向勝負! 逆転劇なるか!?


 カンニングから始まったその作戦は、クラスメイトを巻き込み、思いもよらぬ結末を迎える――「逆ソクラテス」

 足の速さだけが正義……ではない? 運動音痴の少年は、運動会のリレー選手にくじ引きで選ばれてしまうが――「スロウではない」

 最後のミニバス大会。五人は、あと一歩のところで、“敵”に負けてしまった。アンハッピー。でも、戦いはまだ続いているかも――「アンスポーツマンライク」


 ほか、「非オプティマス」「逆ワシントン」――書き下ろしを含む、無上の短編全5編を収録。

(集英社公式ページより)

参考 『逆ソクラテス』公式特設サイト集英社

『逆ソクラテス』伊坂幸太郎【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。

18位『自転しながら公転する山本 文緒

内容(公式サイトから引用)

 東京のアパレルで働いていた都は母親の看病のため茨城の実家に戻り、地元のアウトレットのショップで店員として働き始めるが、職場ではセクハラなど問題続出、実家では両親共に体調を崩してしまい……。恋愛、家族の世話、そのうえ仕事もがんばるなんて、そんなこと無理! ぐるぐる思い惑う都の人生の選択から目が離せない、共感度100%小説。

(新潮社公式ページより)

参考 『自転しながら公転する』公式特設サイト新潮社

『自転しながら公転する』山本文緒【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。 『自転しながら公転する』山本文緒【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。

19位『最高のアフタヌーンティーの作り方古内 一絵

内容(公式サイトから引用)

 老舗・桜山ホテルで、憧れのアフタヌーンティーチームへ異動した涼音。でも初めて提出した企画書は、シェフ・パティシエの達也に却下される。悩む涼音は、お客様、先輩、そして達也の隠れた努力を垣間見ることで、自分なりの「最高のアフタヌーンティー」企画を練り直し……。

(中央公論社公式ページより)

『最高のアフタヌーンティーの作り方』古内一絵【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。 『最高のアフタヌーンティーの作り方』古内一絵【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。

20位『黒牢城米澤 穂信

内容(公式サイトから引用)

信長を裏切った荒木村重と囚われの黒田官兵衛。二人の推理が歴史を動かす。

本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の軍師・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。デビュー20周年の到達点。『満願』『王とサーカス』の著者が挑む戦国×ミステリの新王道。

(KADOKAWA公式ページより)

『黒牢城』米澤穂信【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。 『黒牢城』米澤穂信【ネタバレなし】「書評的なもの」はまだ書けていません。


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