【FH5日記000】Forza Horizon5 は大体こんな感じのゲーム

 販売元Microsoft
 開発元Playground Games
 発売日2021年11月9日
 価 格7,590円(税込)
 その他GAME PASS対応

 販売元Microsoft
 開発元Playground Games
 発売日2021年11月9日
 価 格7,590円(税込)
 その他GAME PASS対応

http://gamesukio.com/games/wp-content/uploads/2019/01/icon-2_1.jpgげいむすきお

 一言で「車好き」と言っても色んなタイプがある。

 

 車種や性能に詳しいタイプ、改造するのが好きなタイプ、スピードを出して走るのが好きなタイプ、あちこちにドライブに行くの好きなタイプ……。車種や性能に詳しいタイプなら「実在の車種を運転できるゲーム」。改造するのが好きなタイプなら「車のチューニングが出来るゲーム」。スピードを出して走るのが好きなタイプなら「レースゲーム」。あちこちへドライブに行くのが好きなタイプなら「オープンワールドゲーム」。「車好き」の種類によって、それぞれに合ったゲームがある。

 

 しかし、このForza Horizon 5ならば、どのタイプの車好きであっても楽しむことが出来る。

 

 それはそれとして、オープンワールドRPGにあるような何かを収集する楽しみや、見知らぬ道を発見する楽しみはちゃんとあって、それらの楽しみが車を介して存在しているというだけなので、車にさして興味がなくとも楽しめると思う。

FORZA HORIZON 5は大体こんな感じのゲーム

 簡単に言うなら、オープンワールドのドライブ&レースゲーム。

 一般的にオープンワールドとは、広いマップがあって、そのマップ内を自由に動き回り、好きなことを好きな順で攻略していくことが出来るようなゲームのことを言う。メインの「攻略すべき目標」がありつつも、それを優先して攻略するかどうかはプレイヤーの判断にゆだねられているのだ。

 例えば、ファンタジー世界を舞台としたオープンワールドゲームなら「世界を破壊しようとするドラゴンを倒す」という大きな目的がありつつも、それはおいておいて、世界各地で起こっている全く関係のない出来事──「村で起こった殺人事件」であったり、「不治の病に効く薬草を取ってきてほしい」という依頼であったり──を解決してまわってもいい。いずれの出来事を解決するにしても、目的達成のためにはモンスターが邪魔をしていることが多いので、装備を整えて戦闘力を上げていく必要がある、と言ったような感じだ。

 そういったゲームの移動手段が車になり、モンスターとの戦闘がレースになり、装備を整えて戦闘力を上げる代わりに車を買ってチューニングをすることになったものが、このFORZA HORIZONシリーズになる。

 というわけで、このFORZA HORIZON5にもメインのストーリーはあるものの、それはわきに置いてサブクエストばかりをこなしていくことも出来る。勿論、カーゲームであることは大前提であるため、サブクエストは「ジャンプ台までにできる限り加速して遠くまで跳ぶ」ことだったり、「専用の車に乗って活火山の調査をする」ことだったりと、車に関することになる。

様々な「車好き」が楽しめるポイント

車種や性能に詳しいタイプ

 発売日までに500以上の車種が登場することが発表されていたが、そこからさらにアップデートで増えていく。

参考 Forza Horizon 5 Confirmed Car Listforzamotorsport

 しかも、ただ多いというだけではない。一つ一つのクオリティが高い。外からの見た目もそうだが、インテリアの再現度も凄い。今は手放してしまったかつての愛車と同じ車種に乗り込むと、懐かしさを覚えるほどの再限度だった。

 年式、グレードは違うが、インテリアは大体同じだ。

「どれもこれも丸っこくて可愛かったなあ。ドアミラーとか、インパネとか、吹き出し口とか、ドアノブとか、スピーカーとか、ブレーキ・アクセル・クラッチに至るまで丸っこくて可愛かった」と思い出す。中でも、運転席と助手席との間にある無駄に大きい特徴的なスピードメーターがあったことを懐かしく思う。

 ここにカーナビを装備することも出来たのだが「クラシカルな見た目が良くてこの車種にしたのに、ここにカーナビは無粋かな」と思い、スピードメーターのままにしたんだった。知らない土地に行くときは、粘着マットがついたスマホホルダーをここにくっつけてスマホを固定して、Google Mapを開いていた。
 それではスピードメーターが見れないのだが、ハンドルの向こう側にあるタコメーターの中心部分にデジタルでスピードが出ているので、あえてここを見る必要はなく問題はなかった。ただ、スマホホルダー貼り付けはカーナビはめ込みより不格好だったので本末転倒ではあった。

改造するのが好きなタイプ

 設定が細かい。異常に細かい。カスタムできるパーツの大きな項目としては、エンジン、車体/ハンドリング、駆動系、タイヤ/ホイール、エアロ/外装、換装とあり、さらにそれぞれに小さな項目がわかれている。エンジンなら、インテーク、燃料システム、点火系などなど。

 パーツをカスタムしたら、さらにそれをチューニングすることが出来る。正直私には良く分からない。

 車の性能に関わる部分ではないが、見た目も変更できる。自分でデザインするのが面倒なら、誰かか作ったデザインをダウンロードすることもできる。様々な人がデザインを登録しているので、痛車なんかも結構ある。

検索キーワードとしてカートゥーンというのがデフォルトで用意されている。痛車が一杯出てくる。

スピードを出して走るのが好きなタイプ

 メキシコの町中、自然の中を自由に走り回ることが出来るのがこのゲームの特徴ではあるが、普通のカーレースも出来る。オンライン対戦も出来るし、プレーヤーオリジナルのイベントレースを作成することもできる。

序盤のカーレースだが、連敗していると難易度を下げることを薦められた。

あちこちにドライブに行くの好きなタイプ

 舞台となるメキシコには多様なバイオーム──様々な生態系を維持できる環境──があり、ゲームにも反映されている。多彩な自然があるからこそメキシコを舞台に選んだという話しだ。

 バイオームは全部で11種類。Arid Hills(乾燥丘陵地)、Canyon(峡谷)、Farmland(農地)、Jungle(ジャングル)、Living Desert(生命溢れる砂漠)、Rocky Coast(岩場の海岸)、Sand Desert(砂漠)、Swamp(沼地)、Tropical Coast(熱帯の海岸)、Urban City of Guanajuato(グアナファトの近代的町並み)、Volcano(火山)とある。

森の中を走る。

それぞれが邪魔をしない

「レースは好きだけどチューニングは面倒」だったり、「色んな車を集めて眺めるのは好きだけどレースは苦手」だったりなんて場合でもそれぞれ対応策がある。

 チューニングは自分でしなくてもオートでチューニングしてもらうことが出来るし、レースが苦手なら各種アシストがあるし、敵が速すぎて勝てないなら強さを変えることも出来る。

アシストの種類

 ドライブアシストプリセット、ブリーキング、ステアリング、トラクションコントロール、スタビリティコントロール(STM)、シフトチェンジ、ドライビングライン、ダメージ/タイヤ摩耗、リワインドと様々ある。多すぎて設定も面倒だが、選択肢を全部左端の設定にしておけば間違いない。

 中でも、リワインドは強力だ。これをオンにしておけば、運転をミスったとき、数秒巻き戻すことができる。ミスをなかったコトにしてすぐに再挑戦する事ができる。

敵の強さの種類

 弱い方から「観光客→新人→ノービス→中級→上級→玄人→エキスパート→プロ→神」の順に9種類あって、自分の腕前に合わせて強さを変えることができる。ただし、相手が強くなるほど、レースに勝ったときにもらえるゲーム内通貨は増える。

操作方法

 ブレーキとアクセルが左右の人差し指(もしくは中指)に割り当てられ、左スティックでハンドル操作を行う。ブレーキを長押しするとバックできる。きわめてわかりやすく、特に複雑な操作はない。

 リワインドは時を数秒戻せる機能で、右スティックで視点移動。これも特に複雑なところはない。

ゆるくも遊べるし、やりこむこともできる

 出来る事が多いので、やりたい事だけやって他は放置でもいいし、逆に色んなことを少しずつ遊ぶこともできる。どの要素一つをとってもやりこめば、かなり遊べるだろう。

 私は適当にゆるく遊んでいこうと思う。

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