販売元Microsoft
開発元Playground Games
発売日2021年11月9日
価 格7,590円(税込)
その他GAME PASS対応
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発売日2021年11月9日
価 格7,590円(税込)
その他GAME PASS対応
前回はストーリーと登場人物について書いた。
【FH5日記003】Forza Horizon 5のストーリー
今回はついに初めてのレースイベントだ。イベント名は「翼と祈り」。
ショーケースイベント「翼と祈り(On A Wing And A Prayer)」
Haleyから、
対戦相手が何をたくらんでいるのか、見当がつかないわ。貨物機に『サプライズ』を積んでいると言ってたけど。
と、告げられる。
私は勝手にHaleyがすべての責任者だと思っていたので、「Haleyも知らないの?!」と驚いてしまったのだが、GAMESUKIOは特に何の反応も見せない。そういうのが普通なのだろうか。「そもそも、ショーケースイベントってなんなんだ?!」となった。Googleで検索してみてもピンとくるものがない。
言葉の雰囲気的に「ショーケースイベント」は何かを紹介するためのイベントで、今回はスーパースターGAMESUKIOをみんなに紹介するためのエキシビジョンマッチみたいなものかな、と思うのだが、正解がわからないのでそういう理解のままで話を進めることにする。
対戦相手はスタントチーム、乗り物はスペシャルカーゴだ。
何かわからないが、危険なにおいがする。「なぜ、レースなのに、相手がスタントチームなんだ。それに乗り物がスペシャルカーゴってなんだ。具体的にはなんなんだ」と、思いつつスタートすると、スペシャルカーゴが何かはすぐに分かった。
飛行機だ。
「そんなもんレースになるか」と思いつつも、それはそれとしてScottが飛行機の中から「スーパースターに全賭けしよう」なんて、場を盛り上げているので、やはりGAMESUKIOをド派手に紹介するためのショーケースということで良いようだ。
スタート直後にジャンプ台があって、そこを跳ぶと飛行機、神殿、車が交差する。GAMESUKIOを紹介するショーケースであると同時に、メキシコを豪快に走りまわるゲームであることをプレイヤーに紹介するショーケースという意味合いもあるのだろうか。
現実でメキシコの神殿のそばを走ることもないし、ジャンプ台から跳ぶような運転をすることもないし、飛行機とレースをすることもない。ゲームらしいダイナミックな爽快さを見せてつけてわくわくさせる。良い演出だ。
飛行機を追っかけていくと、途中で何かが二つ飛行機から落ちてきた。
バイクだ。
それで相手がスタントチームとなっていたのだ。
その後、盛り上げ係のScottさんが「パイロットさん、あれは?」とか「あれって…ウィングスーツ!?」とか言っているのだが、バイク二人組からは大きく引き離され過ぎていて何も見えず、一体何が起こっているのか全く分からずのまま終わってしまった。
結果は負け。圧倒的な差をつけられて負けた。
GAMESUKIOが勝者のような演出だが、実際は負けている。勝者はスタントチームだ。Haleyも「何てレースなの! 信じられないわ。Horizonからのお礼よ…マシンはあげるわ」と、本来なら「こんなレースにも勝つなんてすばらしいドライバー。無茶なことをさせたけど、イベントを盛り上げてくれたお礼としてレースに使ったマシンはあげるわ」というようなニュアンスに聞こえるセリフを言ってくれるのだが、圧倒的大差で負けてしまっているので、「恥をかかせてしまったお詫びにマシンをあげる」という感じになってしまった。
いずれにせよ、レースに使った1994 Hoonigan Ford Escort RS Cosworth WRC Cossie V2は貰えた。ありがとう。
イベント名の由来
イベントの日本名は「翼と祈り」だが、英名は「On A Wing And A Prayer」で、これは「抜け出すためには、わずかな手札と運に頼るしかない厳しい状況の中にいる」というような意味の熟語らしい。なるほど、単に「ウィングスーツが相手の祈りを捧げたくなるような難しいレース」だから、「翼と祈り」というタイトルなのかと思っていたが、勝つ望みの薄いレースなんだぞとブラフをかけることで、そのレースを制したドライバーのすごさを表す的な意味合いだったんだな。かっこいいイベント名だ。
まあ、私は負けたのだが……。