【Oculus Quest】ハンドトラッキングを試した!

2019年12月10日にOculus Questのアップデートが配信された。その結果、ソフトウェアのバージョンが11から12になった。「ついにハンドトラッキング対応だ!」と思い、喜び勇んでアップデートをしようとしたら「アップデートはありません」。再起動しても変化がなく一旦諦めていたのが、二晩放置していたらいつの間にかアップデートされていて、ようやくハンドトラッキングを試せた。

ハンドトラッキング機能

手や指の動きそのものを追跡し、コントローラ入力の代わりとする機能。コントローラを持たなくても、ボタンをおす動きをすれば、ボタンを押したと認識してくれる。例えば、これまでならボタンを押したり離したりすることで、画面上にある手を握らせたり開かせたりしていたシーンでは、実際に自分の手を握ったり開いたりすることで、画面上にある手を握らせたり開かせたりすることが出来るようになる。

バージョンアップの設定

スマホのOculusアプリで「設定」⇒「Oculus Quest(接続済み)」⇒「その他の設定」⇒「詳細設定」の中にある「ソフトウェアを自動的にアップデート」をオンにして、スリープ状態で二晩放置してたら、いつの間にかバージョンアップしていた。最初、バージョンアップできなかったのは、律儀に「電源ボタン長押し」をしてから「電源を切る」を選んで、完全に電源を切っていたせいのようだ。「電源ボタン1回押し」でスリープ状態にしておけばよかったんだ。

ハンドトラッキングの設定

「いつの間にかバージョンアップされていた!」と喜んだのもつかの間、今度はハンドトラッキングの設定ができない。ネット検索したら「Experimental Features」の項目で設定する必要があると書いてあるのだが、いくらさがしてもそんな項目はない。

結局、再起動をしたら解決した。再起動後、「テスト機能」のところに、「ハンドトラッキング」の設定をする項目が出来ていた。

これをオンにすると、チュートリアル的なものが出てきて、人差し指と親指をくっつけるとマウスでいうところのクリックのようなことが出来ることを教えてくれた。

設定」の中に「手を使用」という項目が増えていて、いつでもコントローラと手を切り替えることが出来るようになる。

ハンドトラッキングの感想

これは自分の手だ!

とりあえず、手を開いて結んでとしてみたら、思い通りに動いてくれる。自分の手の影が動いているような感覚がする。

ラグが少しある。

コントローラを持たなくてもいい分手軽だが、少しラグを感じる。コンマ何秒の世界だとは思うが体感できる位にはラグがある。私の体験したことがあるトラッキングはKinect位だけど、そっちはほぼ感じない位のレベルだったので、こっちも調整がすすめば体感できないくらいのレベルにはなるだろうと思う。

両手をくっつけると認識されなくなる

左手の人差し指と右手の人差し指をくっつけるだけでも、画面上から手が消えてしまう。合掌しても消えるし、くっついていなくても画面上で手が重なるような形になると消えてしまう。

感想

ラグもあるし、手が重なると消えてしまうのでは、すぐにゲームへ活用することは難しそうだが、これまでにない新しい何かが出来るんじゃないかと期待できる。今のところOculus公式の一部のアプリしか対応していないが、他の動画アプリなんかが対応してくれると、楽で良さそう。再生、停止、早送りの操作位なら多少ラグがあっても、コントローラを持たずに済むメリットの方が大きそう。

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