強さとは何か?
吾輩は意識高い系の勇者であるから、強さについて考えるのである。通常、強さというと精神的な強さの存在を頭に浮かべつつも、戦闘能力を主体に考えがちである。「あいつは強い」とだけ言われれば、戦闘能力が高いのだろうと考えるのである。しかし、戦闘能力が低く、勝てないモンスターがいた時に、負けても負けても諦めずに戦いを挑むのも強さであろうし、そこで腐らず一度は引いて、再戦を果たすその日まで自らを鍛えるのもまた強さであろう。
そのため、ここでは”強さ”とは別に、戦闘能力のことを単純に”力”と表現することにするのである。明日には忘れて、強さを戦闘能力のこととして書いている可能性があるので、今、ここだけの話である。
一方「モンスターが強い」という話であれば、精神的なものは考慮に入れず、純粋に戦闘能力の高さの話でよかろう。「失恋したばかりなのに人前では涙一つ見せないなんて、おにこんぼうは強いこだね」と言うような話はせぬのである。
勇者の価値は戦闘能力のみにあらず、しかし……
勇者が力に溺れるわけにはいかぬため、あえて、あえてであるぞ、アクセサリーを完成させずに来た。ベルトも集めておらぬ。武器、防具も最低限のもので戦ってきた。
しかし、今なら、もし力を手に入れたとしても、その力に溺れぬだけの心の強さを身につけたと思われる。力を強さへと変えることができるであろう。よって、本格的に力を求めていくことにするのである。
目的のない力は狂戦士を生む
ただ目的もなく力を求めるのは、狂戦士の所業である。倒すべき誰かがいるなら、その誰かに勝つことを考え、守るべき誰かがいるなら、何から守るかを想定して、力を求めるのである。それが強さになるのである。
吾輩はとりあえずの仮想敵として、常闇や聖守護者を設定する。常闇なら4討伐、聖守護者なら3討伐を目標とするのである。
彼奴らの討伐を目指す
力を求めるならば、レベルを上げ、特訓を重ね、特技を身につけ、身につけた特技を強化するための宝珠を集め、全身の装備を整える必要がある。
アクセサリーを完成させる必要があるし、ベルトも良いものを見つけてこなければならぬ。当然、武器防具も用意せねばならぬ。やることが一杯である。
吾輩の現状
二世代ほど前の装備であるな。戦士レベル100でこれである。あと付け足すとしたら、耐性が一個と炎攻撃ダメージ+12%が付いておるくらいか。
耐性が不要な相手ならば、この装備で戦いを挑む。何かしら耐性が必要であるならば、からだ下と指輪で二つ耐性をつけ、さらにいるならば、目的の耐性だけが付いておるアタマ装備+2を安く買って済ませるのである。
これからすべき事柄
力を得るためにせねばならぬことを書き出してみるのである。
- レベルを上げる
- 特技の調整(他職のレベル上げ、特訓ポイント)
- 特技の強化(宝珠、石版収集)
- アクセサリーを完成させる
- 魔法の迷宮(コインボス・召喚符ボス)
- 王家の迷宮(輝石のベルト)
- 邪神の宮殿(戦神のベルト)
- ピラミッド(ブローチ・アンク)
- 不思議の魔塔(不思議のカード)
- 上記以外(ドロップ・常闇・聖守護者)
- 武器を手に入れる(バザー・白宝箱・防衛軍)
- 防具を手に入れる(バザー・白宝箱・いにしえのゼルメア)
- 仲間モンスターを育てる
書き出してみると意外と多いであるな。とりあえず、今日はこれを書くのに疲れたであるから、明日から、もしくは明後日から、場合によっては明々後日位から始めようと思うのである。