フレンドが少なくてもハイエンドコンテンツを楽しみたいのである

フレンドがおらぬ

 吾輩の現在の目標は「冥骸魔レギルラッゾ&獣魔ローガスト」強さ3の討伐である。
 考えておるのは「キメラ・キラーパンサー・天地雷鳴士・僧侶」のモンスター二匹と、PC(プレイヤーキャラクター)二人の構成。
 PCが二人で済むというのは、フレンドのいない吾輩にとって、非常に喜ばしいことである。

 吾輩は全てのボスが『PC四人でも、自分+サポート三人でも同じ程度の難易度で倒せるが、PC四人の方が早く討伐できて、周回するならフレンドを誘った方が効率が良い』位の強さであれば良い、と思っておる。
 例えば、コインボスのように『PC四人だと一人一枚ずつコインを出し合って四回戦える所が、自分+サポート三人の場合は一回しか戦えない』位の感じで、一人でも出来るが効率は悪いといった程度の塩梅が良いと思っておるのである。

 今回の吾輩のように「PC二人でも行けるのならば頑張ってみようか」と考えだした者も多いのではなかろうか。そこから実際に活動量が増えた者や復帰した者も沢山いるだろう。
 モンスター入りで「冥骸魔レギルラッゾ&獣魔ローガスト」と戦うというのは運営の想定外だったそうであるが、怪我の功名となったのである。

 これまでハイエンドバトルに見向きもしなかった者が興味を示し、参加するために装備をどうにかしたり、モンスターを育てたり、宝珠を集めたり、石版の形を整えたり、と他のコンテンツにも興味を持つようになるなら、様々なコンテンツを遊ばせたい運営にとって、願ったり叶ったりだろう。

 これにより、実装直後からサポートやモンスター入りでも倒せるボスが増えていくことを期待するのである。

 そのような希望を言うとすぐに「一人で遊ぶならオフラインゲームをしてろよ」と言い出す輩が出てくるのであるが「時間がある時はみんなで遊んで、時間が無い時は一人で遊ぶ」という遊び方はオフラインゲームではできぬのである。

──と、言いながら、吾輩はフレンドがほとんどおらぬため、時間があってもほとんど一人か二人かで遊んでおるがな。

 運営としては「みんなで誘い合って行くコンテンツは、フレンド同士の結び付きが強くなり一人で辞めにくくなるはず」という目論見があるであろうし、実際そのフレンド同士の結びつきの効果は絶大である。

 しかし、フレンドの多い者はやめにくいかもしれぬが、やめてしまうと戻りにくいのであるぞ。復帰しても人間関係はすぐに元には戻らぬのであるからな。それまでのような遊び方が出来ぬのである。

 一方、フレンドの少ない者はやめるときはすぐにやめるが、戻ってくるときもすぐに戻ってくるのである。元々一人で遊んでいたのであれば、帰ってきてフレンドが皆いなくなっていたとしても、また一人で遊ぶだけである。

 廃人気質でありながら、リアル事情でフレンドと時間を合わせて遊べないために色々と諦めている潜在的廃人や、かつてはやり込んでいたがフレンドがほとんどログインしなくなってしまい、大型バージョンアップの時だけストーリーを追うためだけに課金するような層を廃人化するためにも「ハイエンドには違いないが少人数でも遊べる」という選択肢を作って欲しいのである。

 あくまでも「倒すだけならPCが何人でも、サポートが何人でも同難易度。効率の良さを求めるならPC四人が良い」となって欲しい、という主張である。
 何でもかんでもモンスターで楽に倒したいという主張ではないのである。
「自分+サポート三人で倒せるなら、自分+PC三人でも倒せる。自分+PC三人で倒せるなら、自分+サポート三人で倒せる」位が良い。

 現状、常闇三種は「自分+PC三人で倒せても、自分+サポート三人では倒せない。自分+サポート三人で倒せるなら、自分+PC三人で倒せるだけの実力がある」という状態である。

 難易度が同じくらいになるなら、参加者は少なくてもよかろう。バトル参加者の人数がハイエンドの基準となるのであれば真のハイエンドバトルは同盟バトルにしか存在しないということになるのである。

 長々と書いたであるがこの話の弱いところは「仲間を集めるところからが、ハイエンドコンテンツの一部だ」と言われてしまう可能性がある点と、吾輩自身、ハイエンドコンテンツに興味を持ったものの、ブログを書くばかりで一向にログイン率が上がっていないという点である。

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