げいむすきお伝(バージョン 5.1)

 貴公は気付いておるであろうか? 勇者げいむすきおが再び動き出したことに。5000年の旅路を経て、遥かなる故郷を救ったあのげいむすきおが帰ってきたのである。

 鈍い人間たちは気付いておらぬかも知れぬが、野生のモンスターたちは敏感に感じ取っておるのではないかと思う。奴らにとっては命にかかわる問題である。勇者すきおが帰ってきたとなれば、いつ正義の刃をその身に向けられることになるかわからぬのである。

 我が物顔でアストルティアを闊歩していたモンスターたちも、げいむすきお再始動の空気に圧を感じ、巣に閉じこもって眠れぬ夜を過ごしておることだろうと思う。

平和を楽しむコルット地方のスライムたち

酒場から外に出るとそこは

 酒場から一歩外に出ると、そこはウェディの初期村レーンであった。「なぜ、このような場所に……」といぶかしむが、思い当たることが一つあった。ウェルカムギフトありがとうキャンペーンである。

ウェルカムギフトありがとうキャンペーン

 2019年9月1日から10月23日までの間、”ログインするだけで素敵なギフトがもらえる(引用:目覚めし冒険者の広場)”素敵なキャンペーンであった。このキャンペーンでは期間中20日ログインして、レーンの村の何とかというNPCに話しかけると「しぐさ書・ロック」がもらえたのである。

その時の吾輩

 確か9月の始めから中頃までは毎日ログインしていたように思う。それが急になにもかも面倒になり、すべてを投げ出して酒場にこもってしまったのである。そして、気付いたときには10月の中頃。慌てて残り日数を指折り数えると、最終日まで毎日ログインしないとしぐさ書がもらえないことがわかった。それから数日、何をする用事もないのにログインをするだけして、すぐにログアウトする毎日を送り、レーンの村でしぐさ書をもらって、それっきりとなって今の吾輩となるわけである。

 その証拠である「しぐさ書・ロック」が使われもせずにアイテム欄に入ったままであった。頑張って毎日ログインをしたわりには、ロックの仕草を見もしなかったのである。ただ、もらっておきたかっただけなのである。

げいむすきおロック

 折角であるので、ロックの仕草を使ってみるのである。

 バージョンが5.0はおろか、5.1になって久しいこのご時世に、4.5後期のイベントでもらったしぐさを喜んで紹介しておるようなブログはここくらいのものであろうな。

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